For Learners  為せば成る・・・継続勉強への道

さあ、いよいよ、英語を勉強するぞ!
・・・と意気込んでいるかもしれませんが、「勉強」といっても漠然とし過ぎては、どうしていいのか迷子になってしまいます。

ネットでの学習は基本的に「自主性」を問われるものです。
学習を継続させるため、または効果を上げるために、

「当たり前のようでもとても大切なこと」

を考えましょう。

自分の学習傾向を分析する

まずは、簡単に自分を診断して下さい。
これは、「学力」ではなくて「学習傾向」です。
今まで、みなさんはたくさんの学習をしてこられましたよね?
特に「夏休み」を思い出してみて下さい。
「あきっぽい」だったり、
「三日坊主」だったり、
「辛抱強くがんばれる」だったり、
「かなり計画的」だったり、
はたまた「計画倒れ・・・。」だったりしませんか?

ここでの英語学習は過去の傾向とその反省をとことん生かしましょう!!
学習は継続することに絶対的な意味があります。 どんなペースでも続けられるようにしてください。

例えば・・・?

 

point「三日坊主」さんや「飽きっぽい」さん
ネットで勉強する曜日や日にちを「ノルマ月○回」と決めてネットへアクセスを強制してみてください。忙しい時や暇な時など、とにかく臨機応変に、ある意味自分に甘く計画を立ててみて下さい。
決めたらカレンダーに計画を書き込むのがオススメです!
また、予定通りに出来なかった時は、悔いたり、懺悔したりせず、次回の計画をこれまた臨機応変にしましょうね。

 

point「計画倒れ」さん
立派すぎる計画は敵です!私はこのタイプでした(笑)。
なので、ここはやはり最初はゆるゆるの計画を作ってみましょう。ポイントは具体的すぎないこと、上記同様に、出来ないことがあっても、「ま、いいか、次にやれば・・・」と流して下さい。ただし、その気づいた日は根気よく自分のノルマを確実に実践して下さい。

 

point「これまで苦労も無く勉強して来たのに、英語は挫折してしまった・・・」さん
ゴールポイントは決めていますか?
残念ながら、言語学習は、受験勉強や学校の宿題とは違います。長い長いおつきあいです。やってもやってもつきることがありません・・・。なので、短期のゴールポイントを決めておきましょう(下記参照)!

では、さっそく「目標決め」・・・・に行く前に、もう一つより道です。
「あなたの現在地」=「今の学力」を診断してみましょう。






学力を診断する

「診断」といえば、診断テストを受けたり、テストを基に先生との懇談、なんていうことが浮かぶかもしれませんが、あなたの学力を診断するのはあなた自身が一番です。
自分の学力を伸ばす壁がどこにあるのかは、本人さんが知る所、本人さんの「悩み」の箇所なのです。それがまさに一番学習の妨げになっているものです。

「悩み」=「苦手意識」=「現在の学力」です。

では、自分の悩み苦手を見つけてみましょう!

紙(ノート)と鉛筆を用意して下さい。そこに、英語に対する自分の意識を書いてみます!
以下の問いに答えて下さい。

 

Q1:これは苦手なんだよなぁと感じること
Q2:結構得意だと感じること
Q3:ついつい避けてしまいたくなること
Q4:ついつい好き好んでやってしまうこと
Q5:これさえ無ければ英語も楽なのにと感じること
Q6:これだけだったら英語は得意なのにと感じること
Q7:かなりがんばってるのにこれは出来ない!と感じること
Q8:特に努力もしてないけどこれは大丈夫!と感じること

 

どうですか?書けましたか?

偶数項と奇数項では、質問のタイプが違うことにお気づきでしょうか?

自分の答えるパターンはありましたか?

さて、これをどう利用するか・・・なのですが、いざ勉強しようとすると、
「苦手を克服する」とか
「出来る所をやってもしょうがない・・・」とか言いますよね。
ですが、これは正直、一人で学習する人にとっては大変なこと・・・・。
なので、私はオススメ出来ません。

テスト前なんかで切羽詰まっている人には申し訳ありませんが、奇数項で書き出した分野はとりあえず置いておいて、まずは、偶数項で書き出した、比較的自分と相性のいい分野をどんどん深めみてください!!

言語というのは、一つが出来ればまた別のことも芋づる式に出来てくる物です。一つが出来なければ残り全てが分からないなんてことはあり得ません。

なので、例えば、「会話」は好きなのであれば、「会話」を積極的に攻めてみて下さい。「文法」が得意なのであれば、「文法」をどんどん把握して行きましょう。

とは言っても、やっぱり自分の目に見える形で実力を試したい。TOEICやTOEFLや英検なんて仰々しい物じゃなくて、お金のかからない簡単な方法は無いのかなぁ・・・

と思いましたか?もちろん、さすがオンライン、たーーーーーーーくさんありますよ!!!
探すだけで苦労します。が、親切なことにAll Aboutさんにまとめてありますので、「レベル診断テスト」へどうぞ行ってらっしゃいませ!
個人的には、書き取りドットコムさんの無料診断テストがなかなかユニークでおもしろかったです。

では具体的に「目標」を作りましょう!






目標を立てる

目標を決める時の注意点は「とにかく具体的に!」です。

例えば、「文法を得意にする」では、ちょっと抽象的すぎます。
「文法の○○(分野)を▲▲(時)までに、□□(どういう状態)にする」

です。こういう風にすると、ではそのためには???するべきだな・・・と具体的な学習内容が決められるわけです。また、この目標は短期のものおススメします。臨機応変に断続的に決めて実行して行くのが良いと思います。

先ほど「学力を診断する」でも言ったように、苦手分野を攻めるよりも自分の得意な分野を伸ばして行く方が良いと思います。得意な分野をどんどん肉付けして、苦手を芋づる式にカバーして行く方が効率的で、継続できますよ。

目標が決まったら、自分の目の届く所へ貼付けましょう!!

達成できたら外して別の目標を、また、期間内にできなければ、もう一枚同様の内容を書き直して上乗せして貼付けて下さい!!どうしても達成できないと感じた場合、目標を変えることも大切ですね。

それから、英語学習して行く上でもう一つ大切なことを・・・次に。






「正しい」とは・・・

よくネットの学習サイトで「これは○○であって、××ではないはずです!」なんていう議論を見かけるのですが・・・あれば良い傾向ではありません。

英語はあくまで言語です。表現方法は様々、日本語同様に、地方によっても文法や表現が異なることもあります。また世界中で使われているのも英語です。「絶対的な英語!!!!」なんて実は存在しません。世の中にはその土地土地や民族の間、また社会的業界別で発展した、実にいくつものユニークな英語たちがあるんです。どれも正しい英語であり、どれも立派な言語です。

日本は現在米国英語を教科書に取り入得れていますが、十数年前はイギリス英語が基本でした。その2つは、「生成文法(書くときに正しいとされる文法、もしくは学校で教えられる文法だと思って下さい。)」こそほぼ同じですが、発音や名詞の複数形の変化、つづりなど微妙に・・・いやかなり食い違っています。
ちなみに、私はアメリカ英語しか知らないので、イギリス英語は慣れるのに時間がかかりますよ。

それに、あなたが国語の教科書に書かれてある日本語以外の表現、自分の方言をつかったとして、それが「間違った日本語」というわけではないですよね?それと同じなのです。

それから、言語は時代とともに変化する生き物のような物です。数年前は正しいとされていなくても、現在は正しいなんて表現がたくさんあります!!!新しい単語もどんどん増えています。
例えば、面白い例が、「ウェブ上で検索する」というのを昔なら
「search on the Internet」とか「search online」と言ったと思うのですが、
今は「google」です。グーグルですよ。日本語でも「ググる」って言いますよね(笑)。こんな風にどんどん新しい表現が生まれて来ています。これを「そんな表現は正しくない!!!」なんて言ってるとキリがありません。

このサイトでは、「基本」は重視しているので、「現在のアメリカ英語生成文法」上は正しいとされている、の意味で英語を紹介していますが、「絶対これしかない!!!」という意味ではないので気をつけて下さいね。

では、学習に入りましょう!!トップのコンテンツへどうぞ!